こんにちは。
浜松の印刷会社、第一印刷です!
今日は色校正についてご紹介します。
印刷物を発注した際に、思った通りの仕上がりになるかは気になるポイントです。
特に大部数のチラシやカタログは、いざ出来上がったものの、イメージと違った…なんてことは避けたいですよね。
そこで本番印刷前に「色校正」を出すことで、仕上がりイメージを確認することができます。
但し、色校正には大きく分けて「簡易校正」と「本機校正」があります。
そこで今回は「簡易校正」と「本機校正」の2つについて、どのような違いがあるかご紹介いたします。
【簡易校正】
簡易校正は主にインクジェットプリンターで印刷される色校正のことであり、広く一般的に使われている色校正です。
チラシやパンフレットなどの色の確認に広く使用されています。
版を出力しないため安価に出力することができます。
またデータを頂いてから1~2営業日で印刷することができるため時間もかかりません。
大体の仕上がりイメージを掴みたい、紙は本番と同じでなくとも良い、なるべく色校正の金額を抑えたい、
といった場合には簡易校正での出力が向いています。
【本機校正】
本機校正とは「本機=本番の機械」を使用した色校正のことです。
実際に使用する印刷機、紙、インキを用いて出力するため、簡易校正に比べると金額は高くなりますが、
仕上がりイメージを確認するには最も確実な方法です。
本番と同じ段取りになるため、出力するまでお時間を頂く場合があります。
色の発色を確実にチェックしたい、紙の質感も確かめたいなど、
仕上がりイメージをしっかりと確認したい場合には本機校正が向いています。
本番印刷前に色校正は出したいけど、簡易校正と本機校正どちらで印刷しようか迷われた際は、
下記項目についてチェックしてみてください。
・コーポレートカラーやブランドイメージカラーが決まっているので色がブレないようにしたい
・広告宣伝に使う商品写真なので、色の仕上がりはしっかり確認したい
・芸能事務所所属のタレント、モデルを使用しており、人物の肌の仕上がりなど確認する必要がある
・紙の質感も含めてチェックが必要である
上記項目に一つでも当てはまった場合は「本機校正」をお勧めします。
一方で、仕上がりイメージとある程度は差があっても大丈夫、
といったものであれば「簡易校正」をお勧めいたします。
今後チラシやカタログ、パンフレットの作成を考えているけど仕上りがイメージ通りできるか不安…など
印刷物の作成をご検討中の方や仕上がりにご不明な点があいましたらご相談ください。
それぞれのお客様の目的にあったアドバイスをさせていただきます!
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